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旅行が好きなアラサー会社員のブログ。営業時間や価格などは旅行当時のものです。

2012年ドイツ4日目:ノイシュヴァンシュタイン城とおじいさんにナンパされた話


前日の夜、マーケットからホテルに帰る道すがら、おじいさんに声をかけられました。

「ニホンジン?カンサイ?」
(なんでバレてん!)と思いつつ、やばい変な奴だ、無視無視……と歩いていたら、

「ナンカイデンシャ?サティ?」
(どんだけローカルやねん!!!)と笑いをこらえ切れず立ち止まってしまいました。

「ちょっとご飯でもいこうよ」と、おじいさんにナンパされたわけですが…

「やっぱ変な奴だ!」と無視して逃げ帰ったのでした。

 

そして次の日はオプショナルで申し込んだ、ノイシュヴァンシュタイン城のツアーに参加!

朝、駅で集合して、バスで向かいます♪

途中、リンダーホーフ城へ立ち寄るために下車。

ガイドさんは英語のみ。 日本人にもわかりやすいように、ゆっくりとした英語で話してくれます。
また、時間がわかるように時計のおもちゃのようなもので、集合時間を示してくれました。

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森の中へと進んでいきます。

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リンダーホーフ城に到着!

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ルートヴィヒ2世が作ったお城で、唯一完成したものだそうです。
ヴェルサイユ宮殿の大トリアノンをお手本に作ったのだとか。

中は写真NGでしたが、ロココ様式の繊細な装飾がたっぷりで、とてもかわいかった!

部屋の扉の両端に収穫をイメージした果物や野菜の彫刻?もあって、そこがすごく好みだったから、写真とりたかったな~

そしてバスに戻って、今度はノイシュヴァンシュタイン城へ!

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カメラのレンズが写ってるけど…

山の上なので、雲が近くておもしろかった。

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突如あらわれたカボチャの山!
直売所みたいなものでしょうか?
イカ並に大きかった気がする。

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お城のふもとに到着~!
ここからはバスで上ります。

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上についたら案内板が。
上は、全景を見られる橋の案内。
下は、お城に向かう案内。

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お城に入る順番は時間ごとに決まっていて、私の番はまだだったので、まずは橋から写真を撮ることに。

わ~!!ガイドブックでみたやつ~!!
でも左側の壁、工事中~!!
まあ、正面が工事中じゃなくてよかったかな。笑

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橋の上で、バスの中で話した中国人の女の子や、日本人の一人旅しているOLさんたちと写真の撮りあいっこをしました。

まだ時間があるので、売店で腹ごしらえ~
すっごいシンプルなハンバーガーだけど、ボリュームある!!

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で、順番の時間が来たので中へ…
でも、この先は写真NG!

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中はリンダ―ホーフ城とは違って、ちょっと東欧っぽい色合いの装飾でした。
また、王様が大の白鳥好きだったとのことで、中はカーテンも何も白鳥モチーフ尽くし!
お土産ショップにも、白鳥グッズがたくさんありました。

でも、ルートヴィヒ2世はお城が完成する前に逮捕され、その翌日には亡くなってしまったそうです…

こんなに自分の好みを詰め込んだ城を作っておいて、完成を見れなかったとはなんともかわいそうな気もしますが、城を建てるために借金しまくったそうで、それはもう…自業自得としか…

でも、素敵なお城でした。

印象に残っているのは、帰りがけに通ったキッチン。
銅のなべやフライパンなどがずらーっと並んでいて、壮観でした。
王の寝室とかメインのところもいいけど、裏側も豪華なのね~と。

写真NGだったのでほぼ外観の写真しかないのが寂しいですが、これにてお城ツアーは終了!
またバスでミュンヘンへ戻ります。

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ミュンヘン駅に到着後、デパートへ。
ディスプレイもオシャレだ~!
ここではお土産のチョコレートをたっぷり購入しました。

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キルシュのチョコレートとか、ウィスキーボンボン、ラム酒のチョコなど。
バラ売りだったので、いろんな種類を購入してみました♪

一緒に写っている白鳥は、ノイシュヴァンシュタイン城で買った鉛筆削りです。

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買い物のあとは、駅のフードコートで念願のビールと白ソーセージ!
ツアーで一緒だった日本人のOLさんと。

ビール、小さいサイズでよかったんだけど、ロング缶しかない!
そしてフードコートの売店なのに、やたらビールの種類が多い!
さすがビールの国。

お店の人に「あんまりビール飲まないので飲みやすいやつください」とリクエストして、選んでもらいました。

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で、ここでおしゃべりしてたら、声をかけられました。

「ニホンジン?カンサイ?」

「またアンタか!!!」

ご飯食べてるし逃げるわけにもいかず、「昨日も会ったね…」と相手をするしかなく。
そしたらおじいさん、私たちの傍に座って、話し込みはじめました。

「僕はねー、オーストリアの人間なんだけど、昔日本で働いていたんだよ。大阪の藤井寺ってところでさー」
だから南海電車も知ってたのか!

キヤノンで働いてたんだよ。知ってる?」と名刺まで見せられ、挙句の果てには 「ドイツに来るときは連絡してね。電話番号を教えるから」と、ホーフブロイハウスのコースターを取り出し、電話番号と名前を書き始めるおじいさん。

「好きになっちゃったよ~」と、ハートが矢に射抜かれている絵までつけてくれました。
まさかドイツでおじいさんにナンパされるとは…

(詐欺じゃない?すられるんじゃない?)と警戒しまくって、ずっと鞄を握りしめていましたよ…

でも、一人でお酒を飲みに行く勇気はなくてホーブフロイハウスは行けなかったので、「コースター手に入った!ラッキー!」とありがたくいただいておきました。

そしたら、さらに、「この時間はすぐそこのスーパーでヨーグルトが割引になるんだ!おいしいよ!買ってきてあげる!」と荷物を置いて行ってしまったおじいさん。

(えっ、これ食べ物に睡眠薬が入ってて、眠らせた間に荷物持っていかれる強盗!?)とドキドキ。

でも自分の食べ物もあるし、荷物置いていかれちゃったし、どうしたもんかね…とOLさんと話しながら、ご飯を食べ続けることに。

しばらくしたら、スーパーの袋をぶらさげておじいさんが戻ってきました。

「ほらこれ!割引になってるでしょ。おいしいから食べてみな!」と、ヨーグルトを自分の分・OLさんの分・私の分、合計3つを買ってきてくれました。

「どれがいい?」と選ばせてくれたのでチェリーのヨーグルトをもらって、(毒とか睡眠薬とか入ってんじゃないだろうな~?)と全体を見回してみたけど、開けた形跡とか穴とかは特にない。

フードコートで目の前には店員さんがいて、周りにもたくさん人がいる。

しかも、おじいさんは早速自分の分を食べ始めた。

(これは大丈夫かも)ということで、食べてみました。

「おいしい~~!!!」

「そうでしょ?」とご満悦なおじいさん。

結局、眠らされるとかスリにあうとかいうこともなく、普通に親切なおじいさんでした。 よかった~…

おじいさんが去ったあと、お店の人が「お疲れ」って感じで苦笑いなアイコンタクトをしてくれました。笑

でもやっぱり、強盗の手口でもあるので、旅先で他人からもらうものを飲み食いするのは気を付けないといけないですね。

 

 

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