2019年10月心斎橋→奈良:泊まれる本屋と猫カフェの小旅行
奈良に住む友人と猫カフェに行こう!ということになり、奈良へ。
奈良に出るために近鉄を使うので、難波で乗り換えることになります。
それならいっそ前日は心斎橋に泊まってしまおう!と思って、BOOK AND BED TOKYO 心斎橋を予約しました。
「泊まれる本屋」がコンセプトのこのホテル。
一度池袋で泊まったときはのんびり本を楽しむ余裕はなかったので、またゆっくり行きたいなぁと思っていたのでした。
自宅から30分、4000円もかかりません。
夕方のチェックインだったので、お風呂は自宅で済ませていきました。
カフェの一角にあるこのドアが宿泊スペースへの入り口。秘密基地みたい!
16時チェックインすると思ったよりも一時利用の客で賑わっていましたが、時間が経つとホテル利用者だけに切り替わったようで、静かになりました。
シャワーとトイレは共同、ベッドは本棚の中。
私は上の階になって、上り下りが怖かった。
狭くて落ち着きます。
ベッドのスペースも電気をつければ明るいのでこもって本を読むことができ、人が少なくなるまでこの中で過ごしました。
本は漫画、旅行、アート、絵本、料理、ビジネスなど、さまざまな種類の本が取り揃えられています。
パラパラめくったり、熟読したり、お腹が空くまでずっと本を読みました。
サンリオをはじめ様々なファンシーグッズが紹介されていておもしろかった本。
左のは漫画。ああこういう人いるわ…と思いながら読んだ。右の本は旅行記。興味のあるところだけ読んだ。
左はカフェや雑貨店を開業した女性たちの話。みんなすげえなぁと思いながら読んだ。同時に、開業資金100〜300万くらいでできるものなんだと知って、それくらいでできるんだ!?と驚いた。もっとかかるのかと思った。
右の本は写真メインだったのでパラパラと見た。
5冊読んだら19時。お腹がすいてきたので、財布とスマホを持って心斎橋の街へ繰り出します。
いつも電車で来て電車で帰る場所なのに、今日はご飯を食べてもこの街から出ないというのが、なんとも不思議な感じ。
コンビニでカフェラテを買ってホテルに戻り、また読書に没頭。
蒼井優ちゃんのかき氷レポ。何かの雑誌の連載っぽい。おいしそうで綺麗でかわいい。かき氷食べたい。
右は漫画に出てくる食べ物の再現やイメージレシピに、食と漫画にまつわるロングインタビュー。インタビューがおもしろかった。大好きな『失恋ショコラティエ』の話も出ていたし、水城せとなさんのインタビューも読み応えがあった。『進撃の巨人』まで「巨人が人間を食べる」という視点で語られていて、たしかに食…と苦笑いをした。
ほかにも食にまつわるシーンについて触れられていて、思いもしなかった考察や解説が読めておもしろかったです。
外国人向けに日本のカワイイカルチャーを紹介する本。原宿ファッションやキャラクターなどが紹介されていた。ちょっと古い本のようで、こんなん流行ったなぁと懐かしかった。
本屋で見かけて気になっていた本。でもやっぱステンドグラスは実物に限る。
世の中にはいろんなホテルがある!とおもしろかったです。飛行機を改造したユースホステルや、砂漠を掘って作ったホテル、木の上にあるホテルなど、魅力的だった。でも虫とか無理なのでたぶん向いてない。
あらかじめこれと決めたものがない状態から本を選ぶっていうのは、自分がいま何に興味があるのか、何が好きなのか、というのがあぶり出されておもしろかったです。
23時に寝て、7時半に起床。
朝食はホテル併設のカフェで。
すべての食べ物が黒基調なのが面白い。バナナトーストとカフェラテ。
朝食を食べ、身支度を整えて、ホテルを出発。
御堂筋を歩いて難波に向かいます。松竹座の前を通りました。
奈良について友人と待ち合わせし、サイゼリヤで昼ごはん。
ミラノ風ドリアに頼らない贅沢をしたい!という私の希望で、辛味チキンやキャベツとアンチョビ、えびのリゾットなどを食べた。食べるのに夢中で写真はありません。
そのあと猫カフェへ行き、心ゆくまでおもちゃで遊んで(もらって)、たくさんモフモフを触った。非常に満足。
鹿を見たくて奈良公園に行ったけどあんまりいなくて、かき氷を食べに行くことに。
イタリアン『バンブーノ』
昨日蒼井優ちゃんのかき氷の本を読んでから、ずっとかき氷を食べたかった!
私はカボチャとラフランスのかき氷を注文。底にラムレーズンが入っていておいしかった。
このあと、また猫カフェへ。もうみんな疲れたみたいであんまり遊んでもらえなかったけど、見ているだけでもかわいかった。
帰りの電車から見た夕焼けがとても綺麗でした。
土日2日間、近場での小旅行でしたがすごく充実していて楽しかったです。