2011年パリ2日目:海の上の修道院、モンサンミッシェル
受験生のころに世界史を選択していた友人に、 「フランスに行くならモンサンミッシェルには必ず行ってこい!」と言われたので、 「へ~、そんなにすごいの?」と、何も知らずに行ってきました。(日本史選択だった人)
朝7:30に集合だったのですが、そこに行くまでが怖いのなんの!
早朝、まだ真っ暗で人も少ない中、電車に乗って集合場所に向かわなくてはならなかったんです。
夜よりも怖かった~…
無事参加でき、バスに揺られること数時間。
ガイドさんが車中、モンサンミッシェルの歴史について教えてくれたので、予習はばっちりです!
見えてきましたよ~~~
…と言っていますが、実はこれ、帰り道での写真。
行きは撮りにくい席だったので、帰りは最後尾に座って、後ろの窓から撮影したのでした。笑
修道院までの坂道は狭くて、観光客がぎっしり。
そこにお土産屋さんやレストランが軒を連ねており、なんだか京都の清水寺に向かう道を思い出しました。
看板がいちいちカワイイ!
私が入ったのは有名なオムレツのお店ではありませんが、ここでもオムレツをいただけるとのこと。
壁には歴史を感じるイラストや写真が。
ドリンクは、名物のシードルで!
林檎のお酒です。
そんなに飲めるわけではないので、すぐに酔っ払いました。笑
オムレツー!
ふわっふわだけど、味は薄い。笑
これはなんだったかな…羊かな…
さて、修道院の中へ入っていきます。
風にたなびく、フランス国旗。
すごく重厚感のある造りです。
これを建てるのに、どれだけの労力がいったんだろう…
ちなみにモンサンミッシェルは、建てるのに長い年月がかかったので、ロマネスク様式の建築技法と、ゴシック様式の建築技法が混ざり合っているのだそうです。
窓や柱のアーチの形でわかるんだって。
↓ここは尖がってるからゴシック様式。
↓これは丸いからロマネスク様式
↓とんがってるからゴシック様式
ひとつの建物に時代の流れが反映されるくらい、長い期間をかけて建てたんですね。
日本人のガイドさんが歩きながら説明してくれたので、色々と勉強しながら回ることができました。
さて。これにて見学は終了。 またバスでパリへと帰ります。
これは行き帰りのバスで見かけた謎の木。 丸いのがぽこぽこついています。
ガイドさんに尋ねると、丸いのが「寄生木(やどりぎ)」と教えてくれました。
モンサンミッシェルからパリまでは数時間かかるので、帰ったらもうすっかり夜。
エッフェル塔が見えた~!
帰り道、通りがかったレストランでサラダとラザニアを注文。
とってもおいしかったのですが、量が多すぎて半分ずつ残してしまいました…
ウエイターに「とてもおいしいんだけど、おなかがいっぱいでもう食べられない。すみません」と言うと、
「OK!じゃあ持ち帰り用にしてあげよう」と、紙皿に入れて持たせてくれました。
フランス人は冷たいとか、接客が無愛想と言ったのは誰だ! 優しい!
「ついでに僕も持ち帰りする?」という冗談には、「ノンメルシー」と苦笑いでしたが。笑
ご飯は次の日、ホテルで温めてもらって食べました(^^)
次の日は、市内観光と可愛いものを買いまくる日!
続く